使いやすいMac用のMarkdownメモアプリ「Bear」
Markdown記法に対応してて、月額150円払えばクラウド同期もできるアプリ「Bear」が便利だったので紹介します。
アプリ概要
- イタリアの制作会社 Shiny Frogさんが開発した、Markdown記法対応のノートアプリ
- macOS用のネイティブアプリと、iOS用アプリがある
- 11/3 正式リリース(Hello, I'm Bear)
- 11/24 日本語対応(Now Speaking Many Languages)
- 意外と機能豊富らしい(Evernoteからのノートの移行とか、ブラウザ拡張機能とか) macOS/iOS用ノートアプリ「Bear」がリリース。 | AAPL Ch.
いいところ
安い
基本的な機能(メモを書くなど)は無料で使えます。
複数端末でデータ同期したい場合、月額150円(年額1,500円)のサブスクリプション登録が必要。試用期間があるので安心。
個人的にはesa.ioのお一人利用で月額500円払っていたのでめっちゃ安く感じます。
動作がめちゃくちゃ軽快
起動したらパッと表示されて快適。書いたメモは自動同期(保存)されます。
サブスクリプション登録はiCloudに紐付いていて、各端末で初回ログイン不要なのもステキ。
アプリインストールしたらすぐに使い始められるのです。
見た目が美しい
赤をアクセントにしたミニマルなデザインです。機能が洗練されていてスタイリッシュ。
サブスクリプション登録すると、ダークなテーマも使えます。目に優しい。
また、行の高さ、幅などの調整もできます。
私はフォント「system」を指定しました。英字と日本語の位置が揃って見やすいからです。そして行の高さをなくし、段落の間隔をとるようにしました。
本文の見た目にもこだわりが。
箇条書きやチェックボックスなどの行頭文字がはみ出して表示されるため、本文テキストの頭がきれいに揃います。
画像もアップロードできる
ローカルの画像ファイルをドラッグ&ドロップすると挿入されます。 便利!
気になるところ
Markdown記法でテーブルが書けない
試してみたことろ、テーブルの表示がされませんでした。
個人的によく使うので、早めに実装してもらえたら嬉しい。
メモの並びは「更新順」のみ
新規作成・更新したファイルが上から順に並びます。
一応「ピン」機能があり、指定したメモを一番上に表示することができます。
タグを細分化する、検索からメモを探すようにするなど、運用の工夫と組み合わせれば不便はなくなるかもしれません。
でもソート機能くらいはあってほしい気もします。
タグ(カテゴリ)の階層は2段階まで
「#tag/tag2」のように入力すると「tag」の下層に「tag2」というタグを作成できます。
ただし現状、「#tag/tag2/tag3」と入力すると下層が「tag2/tag3」というタグになってしまいます。
つまり3階層目以降に対応していません。
せめて深い階層までタグが作れれば、日付をタグで指定して管理することもできそうなのですが...。
以上の理由から、現状「日記」「議事録」などの目的で使うには少々不便です。
一括置換機能がほしい
現状、タグをあとから変更したくても簡単にできません。
一つひとつのメモのタグを書き換える...という面倒くさい作業が必要です。
それに限らずテキスト置換したいシーンはいろいろあるので、ぜひアプリ内でできるようになるといいですね。
esa.ioからBearへと乗り換えました
気になるところはありますが、「安さ」につられてesa.ioからBearへと引越しすることにしました。
双方のサービスにエクスポート・インポート機能はありますが、 調整がかなり手間そうなのと、100未満しかまだ記事がなかったので手動で移行しました。
どちらのサービスも、今後より良くなることを楽しみにしています。
改めて感じたesa.ioの良いところ
- 複数人(チーム)で使うなら迷わずesa.io
- 絵文字補完機能はやっぱりあると便利
- Revision機能便利
- ちゃんとソート機能あるの便利
- タグの管理・更新があとから簡単にできるの便利
- タグ毎にトップページ(README.md)編集・表示できるの便利
- 全体的にめっちゃ見やすい
- トリかわいい
esa.io個人利用で気になったこと
- オフライン環境で使えないのとブラウザ起動はやっぱり手間(ネイティブアプリがいいなあ)