Markdown記法に対応したスライド作成サービス slideship が便利
ざっと見た感じ使い勝手が良かったので紹介します。(gigazineさんでたまたま読んで知りました)
特に、スライド資料のデザインで悩むことがあるエンジニアさんなどに魅力的なサービスではないでしょうか。
概要
- Markdown記法でいい感じにスライドを作成できるサービス
- Githubアカウントで簡単に登録・ログインできる
- 50スライドまで無料でつくれる(現在はBeta版で100枚までの様子)
- 比較的、操作しやすい・わかりやすい編集画面
- 作成したスライドをPDF化できる
知っている限り、似たコンセプトのアプリとしては「Marp」が有名です。
ただ、テーマ・レイアウト変更などあらゆる操作がテキスト入力ベースであり、操作感が独特でエンジニア向けのアプリ…という印象でした。
今回の「SlideShip」は、それと比べると敷居が低く、Markdown記法がわかりさえすればいい感じのスライドが作成できる!というアツいサービスです。
使い方
こんな流れでスライド作成、公開できます。
- Githubアカウントで登録(ログイン)
- Mypage / Presentation より新規作成
- 入力、編集(自動保存)
- 作成したスライドの設定画面で、言語・公開設定を変更
入力・編集
シンプルな画面。最低限抑える必要がある機能はこの3つ。
- 左列の欄にて、そのページに掲載するテキスト・レイアウトを編集
- 左上のピンクのボタンより、ページの管理・追加タブを表示
- 右上の紫のボタンより、画像アップロードタブを表示
左列のオプション部分では、テーマ変更、テキスト配置、画像の枠線ON/OFF、フッター・ページ番号ON/OFFなどが可能。
必要最小限の機能となっており、煩雑さがなくわかりやすい。
さらに、以下の便利な機能があります。
- フルスクリーンプレビューモード(前後矢印の間にあるアイコンにて)
- 別にスライドのページをコピー・挿入できる(右上の緑のボタンから)
- オートセーブ(デフォルトでON)
ページの管理・追加タブ
ドラッグして並び替えまでできます。すごい。
スライドの下の + ボタンをクリックで、テーマなど設定を継承した新規ページを追加します。
画像アップロードタブ
タブを開いたあとは、ドラッグアンドドロップでアップロードできます。
挿入も、「Insert this image」をクリックするだけで簡単!
作成したスライドの確認、設定変更
ここは、現状ちょっとクセがあります。
Mypage / Presentation より、自動保存されたスライドの確認、編集ができます。
一覧表示されたスライドの一つをクリックすると、詳細画面へ。
右上にある赤い編集ボタンをクリックすると、スライドの設定画面へ。
ここで、言語や公開・非公開の設定、そしてPDF出力ができます。
左に表示されているスライドをクリックすると、ページ毎の編集画面へと移動します。
Markdown 文法と実際の表示
こちらのスライドにて、実例とともに紹介されています。
slideship ユーザーガイド - Markdown 文法編
特殊な記法やルールがなくわかりやすい。
※画像表示については「slideship にアップロードした画像のみ参照可能」とのこと
まとめ
Markdownでスライド作成できる…というだけでも便利ですが、「SELECTION」というページでPublicなスライド資料を簡単に見られます。
せっかくなのでもっとたくさん読んでみたいですね。あと共同編集できると盛り上がりそう。
Offece PowerPoint や Google スライド、または Adobe XD や Sketch といったデザインツールがなくとも、テキストエディタさえあれば良いのがMarkdownの強み。
クリエイティブ職以外の人にも届くと良いですね。今後も楽しみです。