YosemiteになってからMacのリネーム機能が便利になっています。
なんと変更したい複数ファイルを選択・右クリックして、条件を指定するだけ。右クリックしてみるとこんな感じ。
リネームの内容も、3種類から選択できます。
テキストを置き換える
置換(ちかん)機能です。良くも悪くも、拡張子に対しても有効で、「jpeg」を「jpg」に揃えたり、「JPG」のように大・小文字が入り乱れているのを揃えたりできます。
テキストを追加
「名前の前」か「名前の後」にテキストを一括挿入できます。「名前の後」は、拡張子の前になります。
ECサイト掲載用の商品画像を作った時に、大きいサイズと小さいサイズにそれぞれ「l」や「s」をつける時に重宝しました。
うっかり間違えても、「取り消す」や「テキストを置き換える」で簡単に直せます。
フォーマット(新しくファイル名を設定する)
選択したファイルの名前を、指定したルールで一括変更します。
3パターンから選べます。
- 名前とインデックス
- 名前とカウンタ
- 名前と日付
「インデックス」は「1」「2」「3」…のような単独の数字、「カウンタ」は「00001」「00002」「00003」…と5桁からなる数字を付与します。
日付は「2015-08-01 16.45.20 午後」のようなタイムスタンプが付与されます。このフォーマット自体は変更できませんが、「 (半角空白)」→「-」や、「-」→「(無し)」などに置き換えることはできます。
「.」→「(空白)」にすると拡張子の前の「.」も消えてしまうので、さらに「jpg」→「.jpg」のような置換作業も必要になります。
BridgeやAutomatorを使わなくて良くなった
知る前は、AdobeのBridgeで同様のことを行っていました。リネームのためだけにBridgeをいちいち開くのは地味にストレスでした。
他に、Mac標準アプリのAutomatorを使う方法もあったみたいですが、自分はつかったことがないです。
ECサイトの運用にはわりと役立つTipsでした。