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名古屋で働いているWebデザイナーのブログです

さくらのVPSからレンタルサーバーに乗り換えました

さくらのVPS 1Gプラン(東京第2ゾーン 月額990円)から、さくらのレンタルサーバー スタンダードプラン(月額524円)へと乗り換えました。

VPSで何をしていたのか?

  • ファイルの外部公開&共有(data.rokuzeudon.com)
  • 放置してるサブブログ公開(howno.pageなど)
  • サービス開発の実験

なぜさくらのVPSを選んでたのか?

KUSANAGIという仮想環境を用いると高速なWordPressサイトが構築できると知り、それに対応したサーバーを探していました。

kusanagi.tokyo

クラウドサーバー・VPSなどいくつか候補があり、最終的にさくらのVPSに決定。

  • KUSANAGI対応
  • 全てSSD
  • nginx
  • 価格が比較的安い

実際、さくらのVPSKUSANAGIで構築したWordPressサイトのパフォーマンスはめっちゃ早くて全く不満はなかったです。VPSという特徴を活かしてサーバー操作やらCLIやらの勉強・実験もいろいろできました。

しかし、肝心のWordPressサイト構築に力を入れることなく時間だけが過ぎ、このままなら運用費が安い他の手段に変更しよう!とレンタルサーバーを検討し始めました。

なぜさくらのレンタルサーバーにしたのか?

月額990円より安く、かつWordPressのスピードも大きく劣らない(であろう)サービスを探しました。

XserverのオールSSDは魅力的ですが、最安プランでも月額1,000円前後と、元の費用と大差ないので見送り。月額500円前後となると、さくらのレンタルサーバーかロリポップかColorfulboxか。振り返ればロリポップのライトプラン(月額250円)でも良かったのかな?と思いつつ、価格と機能のバランス的にさくらが良さそうだなと思って決定。

さくらのレンタルサーバーを使ってみて

VPSよりは遅い

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VPSだと全部緑だったサイトのパフォーマンス評価がオレンジになりました。まあ、これくらいなら気にするほどでもないかなと…。

バックアップ&ステージングが楽

ステージング環境付きのレンサバといえばCPIの印象が強かったですが、さくらのレンタルサーバーでも利用できました。SnapUPというサービスと連動し、追加費用なしにバックアップやステージング環境を活用できます。

ステージング環境とは、本番サイトに反映する前のテストサイトのようなものです。SnapUPでは、ステージング環境または本番環境のスナップショット(セーブデータ)をとり、もう一方に自由に反映できます。

例えば、WordPressサイトでテーマのアップデートやプラグインの追加・削除を行うときに、ステージング環境で動作確認した上で本番環境に反映できます。また、スナップショットを残しておくことで、元の状態に本番環境やステージング環境を戻すことも容易です。

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なお、ステージング環境は1サイトのみで、スナップショットは8件まで。不要な分は手動で削除が必要です。定期取得も実行可能ですが、この場合は古いスナップショットから削除・上書きされていきます。

knowledge.sakura.ad.jp

モリサワフォントが使える

ユニバーサルデザイン書体や、新ゴ、A1明朝など人気の書体が、スタンダードプランなら7.5万PVまで追加費用なしで利用できます。

WordPressサイトへの導入も簡単でした。

www.sakura.ne.jp

終わりに

無事毎月の支出を若干減らすことができました。

ちなみにクラウドサーバーという選択肢は完全に忘れてました。というかレンタルサーバーより安くなるイメージがあまりないので、もし使ってる方がいたらアドバイスいただけると嬉しいです!