MO'SOME TONEBENDER の Ride into HEAVEN がとにかく良いから
ロックバンド Advent Calendar 2016 12日目の記事です。
彼らの曲を一番聞いてたのは5年くらい前。
ふと最近Apple Musicで検索したら新作(2015年)出してるの見つけて、聞いたら良かった。そんなわけで記事を書くことにした。
「何度もファイティングポーズで〜、いつまでもファイティングポーズで~」!!
かっこよいし前向きでわかりやすくてアガる。
この曲が入っているアルバム「Ride into HEAVEN」は、他の曲もテンション↑↑↑↑な感じでまとまってる。前向きさ(真摯さ)みたいな印象と重低音が調和していてとても心地よい。
ぐぐったらこのアルバムに関するインタビュー記事が出てきた。
端折ると、なんでだかコロムビアからUK.PROJECTに移籍していたというのと、その境に「地獄版」「天国版」と称したアルバムをつくってたらしい。天国版はさっき書いたアルバム。
地獄版の方も聞いてみたら、歌詞もサウンドもいろんな意味でヘビーだけどかっこよかった。
彼らを知ったきっかけ
中学生くらいの頃からタヤツーで音楽をレンタルしまくるのが趣味だった。(後に好きすぎてバイトを始める。)
その頃にたまたま面出し(目立つようにジャケット表紙が見えるかつコメント付きで棚に並べること)されてて借りたアルバムがこれだった。
- アーティスト: MO’SOME TONEBENDER,百々和宏
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2004/09/22
- メディア: CD
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印象的だった曲は「Green & Gold」。重低音なのにキラキラした幻想的な曲で、その新鮮さに鳥肌が立った。
その時に一緒に借りたのがこれ。
- アーティスト: MO’SOME TONEBENDER,kazuhiro momo
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2005/12/07
- メディア: CD
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タイトルにもなっている曲「ロッキンルーラ」の王道感はすごい。AppleMusicの再生ランキングで今でも1位なので、ファンからしても彼らの代表曲はこの曲なんだろう。
個人的に「Have you ever seen the stars?」がアツい。こっちはどちらかというとキラキラした曲。(下のyoutubeの1曲目)
もうこの2枚のインパクトは強くて、何回もリピートして聞いていた
その次の年のアルバム(SUPER NICE)は、先の2枚の良いとこを凝縮した印象だった。「Tigar」のように重低音で破壊的な曲もあれば、キラキラした「JACK THE TRIPPER」「We are Lucky Friends」のような曲もある。
さて次はどんなアルバムだと楽しみにしていて登場したのがこのアルバム。
- アーティスト: モーサム・トーンベンダー
- 出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
- 発売日: 2007/10/03
- メディア: CD
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「Bad Summer Day Blues」を代表とした宇宙的なサウンド。まさかのテクノ要素をとりいれてきた。重低音のロックサウンドと混じりあって、混沌としたアルバムになっている。
モーサム=なんかいろんなサウンドを追求してるバンド、というイメージはこの頃ついた。
そしていよいよ次のアルバムは購入してしまった。
- アーティスト: MO’SOME TONEBENDER
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2008/09/24
- メディア: CD
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タヤツーの店内ラジオか何かで、発売前に「シンクロニティ」を聞いてハマったんだ。自分としては珍しくCDを購入した。
キラキラどころかポップでキャッチーなテイストでまとまっているアルバム。
聞きやすいアルバムだなあと思う一方、重低音要素が控えめだったところが物足りなくて、今後もこの方向性なのか、という不安は感じた。
タヤツーで働きながら聞いたアルバムはこれが最後だった。(一人暮らし始めるのをきっかけでバイトを辞めた)
で、一人暮らししてるときに別のタヤツーで見つけたアルバム「STRUGGLE」は、反動なのか重低音ゴリゴリのアルバムでとても良かったし安心した。
その後に出たベスト盤「BEST OF WORST」は買った。
それきり、就職してからはロックよりもヒップホップに興味が向いてたこともあり全然情報つかめてなかった。
好きなところ
とことんドンヨリした重みのある曲、底抜けに明るいポップでキャッチーな曲、頭の中がハイになるようなクレイジーでぶっ飛んだ曲、幻想的でキラキラとした疾走感のある曲。本当に幅広いサウンド。聞いていて飽きない。
一方、「そうだよ 未来は今」とか「クライマックスはまだ」とか「逃げ出せないよ どこにも」とか「人類の危機を救おうぜ 歴史に名を残そう」とか、うまく表現できないけどメッセージには共通性がある。
Apple Musicで最近のアルバムも遡って聞いてみたけど、割と一貫している感じがする。
ネガティブ(というかなんというか)な曲もあるけど、実は根っからポジティブな人たちなんだろうという気がしていて、それで心地よく聞けているんだろうなあと思う。
そのポジティブさ、前のめりさが全面に表れているのが、冒頭のアルバム「Ride into HEAVEN」というわけだ。聞いてシビレた。
個人的にとてもおすすめ。AppleMusicですぐ聞けるから聞いてほしい。
終わりに
こう長々書いてきたけど、実はライブに行ったことが無い。ライブに行ったこともないくせにこんなに書いてしまった。すまん。あとその辺りのアンテナ無いので、みんながどれくらいモーサムのことを知ってるのかとか実際どんな人たちなのかとかよくわからないまま書いた。
あと、ぐぐったらライブレポート記事があった。
MO'SOME TONEBENDER | Skream! ライヴ・レポート 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト
なんかすごそう。これも何かの縁という感じするし、ライブも近々行ってみたい気がする。
以上。
明日は@wasyroさんの「東京事変」です。